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ポンペオ米国務長官、現実に向き合わなければNATOは消滅のリスク

ポンペオ米国務長官は8日、北大西洋条約機構(NATO)が無意味なものになるリスクに直面していると述べ、NATOへの批判をさらに強めた。

  フランスのマクロン大統領が前日にNATOを非難したことを受け、ポンペオ長官は加盟29カ国による集団防衛への貢献が不十分ならば、NATOの重要性は失われるだろうと述べた。

  ポンペオ氏は訪問先のベルリンで行われたフォーラムに出席し、「NATOが必要とする資源を提供しなくても安全保障の恩恵を受けられると各国が考えているのであれば、また加盟国がコミットメントを履行しないのであれば、NATOは無意味なもの、あるいは時代遅れになる恐れがある」と述べた。

  マクロン大統領は「NATOは現在、脳死状態にある」と言明し、メルケル独首相など主要同盟国から批判を買った。マクロン氏は欧州独自の軍事力や独立した外交政策の推進を目指してきた。ポンペオ氏の発言はトランプ米大統領のNATOへの厳しい批判を繰り返す形となった。トランプ氏はNATO加盟国の貢献が十分ではないと述べている。

原題:Pompeo Says NATO Risks Extinction Unless It Adapts to Reality(抜粋)

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