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きょうの国内市況(11月11日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅高、米中協議期待も香港混乱-内需一角高く素材安い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅続伸。米国と中国の貿易協議前進への期待が継続する中、香港のデモ激化による関係悪化への警戒が上値を抑えた。サービスや情報・通信、食料品など内需関連の一角が高い半面、非鉄金属など素材関連は安い。

  • TOPIXの終値は前営業日比1.26ポイント(0.1%)高の1704.03-5日続伸
  • 日経平均株価は同60円03銭(0.3%)安の2万3331円84銭-5日ぶりに反落

  りそな銀行アセットマネジメント部の下出衛チーフストラテジストは、「世界的な金融緩和と景気回復がベースにあり、株式相場は底堅い」と指摘。米中の貿易協議も進展しており「景気に悪影響を与えることなく株式の先高観は継続している」と述べた。

  前週末の米国株上昇の流れを引き継ぎ小幅高で取引を開始。ただ、香港情勢の混迷から香港ハンセン指数は一時2.5%安、上海総合指数は1.4%安まで値下がりし、アジア株は総じて下落。TOPIX、日経平均ともじりじりと値を下げマイナス圏に沈む場面があった。

  • 東証1部33業種は、倉庫・運輸関連、その他金融、サービス、食料品、情報・通信が上昇率上位
  • 建設、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、海運は下落  

●超長期債が下落、あすに30年入札控え売り優勢-日銀オペで中期債堅調

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  債券市場では超長期債が下落。日本銀行は利回り曲線をスティープ(傾斜)化させる政策姿勢との見方が根強く、あすの30年利付国債入札への警戒感から売りが優勢となった。半面、中期債は日銀買いオペで需給の良さが示唆されたこと受けて堅調に推移した。

  • 新発30年債利回りは一時前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.455%と、6月以来の水準まで上昇
  • 新発40年債利回りは一時1.5bp高い0.485%と、10月1日以来の高水準
  • 新発2年債利回りは1.5bp低いマイナス0.195%、新発5年債利回りは1bp低いマイナス0.195%
  • 長期国債先物12月物の終値は11銭高の153円02銭。日銀オペで買い入れ額が据え置かれた後に一時153円10銭まで上昇

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 日銀がスティープ化方向を意識しているとの見方が継続する中、利回り低下を見込みづらい環境になっている
  • ここ最近は入札後に利回りが上昇するパターンが増えており、投資家も慎重になってきている
  • 15日に超長期債を対象にした買い入れオペを控えて、減額やカレント債の対象除外などの可能性も警戒され、入札に不安が生じやすい面もある

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年以下、1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下で、買い入れ通知額は各ゾーンともに前回から据え置き
  • 応札倍率は残存1-3年が1.47倍と同ゾーンで過去最低。3-5年、5-10年も前回から低下

●ドル・円は下落、香港情勢悪化でリスク回避ー円は全面高

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。トランプ米大統領の対中関税をめぐる発言で通商交渉に不透明感が強まる中、香港でのデモ激化を受けリスク回避の円買いが優勢となった。円は主要通貨に対してほぼ全面高。

  • 午後3時24分現在のドル・円は前週末比0.3%安の1ドル=108円94銭。一時は108円93銭まで下落
  • ドル・オフショア人民元は0.3%高の1ドル=7.0088元。一時7.0095元までドル高・元安
  • ユーロ・ドル相場は0.1%高の1ユーロ=1.1023ドル

市場関係者の見方

三菱UFJ銀行金融市場部為替・エマージング通貨トレーディンググループの佐藤真吾上席調査役

  • 米国市場が祝日で閑散商いの中、警察官の発砲など香港のデモ激化で香港株が落ちてリスクオフの流れ。新興国通貨が売られている
  • ドル・円は人民元と逆相関の動き。ドル・人民元がドル高・人民元安に振れ、ドル・円は円買いの動きになっており下値を試す展開
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