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Photographer: Akio Kon

安全資産が軒並み下落、金も国債も円も-「世界の終わり」取引が崩壊

  • 世界のマイナス利回り債券残高減少-仏10年債などプラス圏回復
  • リセッションにならないばかりか成長が上向くとの見方-ピアクス氏
Japanese 10,000 yen banknotes are arranged for a photograph in Kawasaki, Kanagawa Prefecture, Japan, on Tuesday, July 9, 2013. Economists are ditching forecasts for the Bank of Japan to further expand its record easing this year amid signs that a recovering economy may spur inflation.
Photographer: Akio Kon

投資家は今年の大半、貿易戦争と成長減速が最終的には世界経済をリセッション(景気後退)に陥れると考え、金や国債などの安全資産に逃避してきたが、「世界の終わり」を見込むこうした取引が7日、逆噴射に見舞われた。

  金は一時、1オンス当たり30ドル下落、米国債は夏以降で最大の値下がり、ディフェンシブ株も売られた。米中貿易休戦の兆候がこの動きのきっかけになった。

Three-Sigma Selloff

  ビスポーク・インベストメント・グループのマクロストラテジスト、ジョージ・ピアクス氏は「夏の終わりごろには債券やイールドカーブがリセッションまっしぐらを示唆していた」が突然、「リセッションにならないばかりか成長が上向くとの見方になった」と指摘した。

米中「第1段階」合意、関税巻き戻し盛り込むと米国

  国債は世界で下落し、10年物米国債利回りは10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。フランスとベルギーの10年債利回りは数カ月ぶりにプラス圏を回復。世界のマイナス利回り債券残高は約12兆5000億ドル(約1365兆円)に減少した。金相場は7日に1.5%下落。

フランスの10年国債利回りがプラス圏回復、米国債利回りも上昇

French and Belgian 10-year bonds trade with a positive yield again

  円も下げ1ドル=109円台となった。週初来ではドルに対して約1%下落。アジア太平洋地域の債券も8日に値下がりし、日本の10年国債利回りは週間ベースで6年以上で最大の上昇に向かっている。

  

Gold and silver tumble as real yields rise
Japan's 10-year yield is up more than 20 basis points from a Sept. low

原題:
Havens Crushed as End-of-the-World Trade Implodes (2)(抜粋)

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