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コービン氏嫌いだがジョンソン氏ほどでは-英労働党の勝機はそこか

  • 労働党は不人気であり離党した議員から反ユダヤ主義への批判もある
  • コービン氏は計算上不利に見えるが権力に至る道は閉ざされていない

12月12日の英総選挙を控えて、最大野党・労働党は分裂し、不人気であり、離党した議員から反ユダヤ主義への批判もある。しかし、コービン党首が率いる同党は、それでも選挙後に政権に就く可能性がある。

  初日の6日に閣僚が辞任するなど、ジョンソン首相にとって選挙戦は幸先の悪いスタートとなった。コービン氏は計算上不利に見えるが、権力に至る潜在的な道が閉ざされたわけではない。

  保守党政権は長期化しており、緊縮政策に耐えてきた有権者は変化を望んでいる。世論調査は国民の雰囲気を見誤った過去があり、ジョンソン氏は、欧州連合(EU)離脱を巡る状況に対立を生む失言癖のあるリーダーだ。

  労働党は牙城の北部および中部イングランドで十分な支持があり、スコットランドではジョンソン首相への疑念が増している。有権者の意識が、コービン氏は嫌いだが、ジョンソン氏ほどでないという状況に行き着くこともあり得るだろう。

  ユーガブの世論調査で、労働党の支持率が27%を上回ったことは半年間ない。与党保守党の最新の支持率は36%だった。

  コービン氏の人気はひどいものだ。調査では否定的な見解が59%と肯定的な見解(23%)を大きく上回り、2017年の総選挙で労働党に投票した有権者の過半数が、党首の交代が必要だと考えているという。

Opposition Labour Leader Jeremy Corbyn Delivers Brexit Speech

労働党のコービン党首

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

原題:Corbyn’s U.K. Labour Party Is a Mess But Can Still Win Power (1)(抜粋)

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