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ギャップのペックCEO退任へ-8~10月の既存店売上高不振、株下落

  • 創業家一族のロバート・フィッシャー非常勤会長が暫定で引き継ぐ
  • 既存店売上高は「ギャップ」で7%、会社全体で4%それぞれ減少
Gap Will Spin Off Old Navy, Its Stronger, Lower-Priced Brand
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Gap Will Spin Off Old Navy, Its Stronger, Lower-Priced Brand
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

衣料品チェーンの米ギャップは7日、アート・ペック最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。ペック氏は事業てこ入れに取り組んだが、再び力強い売り上げの伸びを達成するには至らなかった。予想を下回る8ー10月(第3四半期)既存店売上高(暫定集計)を受け、同社の株価は通常取引後の時間外取引で下落した。

  ペック氏は社長兼CEO職を降り、取締役会のポストも退く。短い引き継ぎ作業を経て同社を去る。創業家一族のロバート・フィッシャー非常勤会長が暫定的に社長兼CEOに就任する。

  ギャップは数年前から厳しい状態が続いている。元コンサルタントのペック氏は経営陣刷新や検証作業を試みたが、ほとんど実を結ばなかった。ここ数年にわたり売り上げをけん引してきた主力の「オールドネイビー」部門のスピンオフ(事業の分離・独立)を決断しなければならないほど、状況は悪化した。

Gap shares plunged after news of Peck's departure

  

Art Peck

アート・ペック氏

  同社は発表文以外のコメントを控えた。株価は時間外取引で一時12%安となったが、その後、下げ幅を縮小している。

  発表資料によると、8-10月期の既存店売上高は「ギャップ」ブランドで7%、会社全体では4%それぞれ減少したと推計される。これは、コンセンサス・メトリックス集計のアナリスト予想を下回る。既存店売上高はオールドネイビーと「バナナリパブリック」でも落ち込んだと見られる。

原題:Gap’s Chief Peck Fired After Tough Quarter, Spooking Market (1)(抜粋)

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