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Photographer: BRYAN R. SMITH/AFP

米国株指数は最高値、米中交渉で相反する報道

更新日時
The tail of the Wall Street Bull sculpture is seen on December 8, 2016 in the Financial District on December 8, 2016 in New York. / AFP / Bryan R. Smith (Photo credit should read BRYAN R. SMITH/AFP via Getty Images)
Photographer: BRYAN R. SMITH/AFP

7日の米株式相場は上昇。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が最高値を更新した。米中貿易協議の進展状況を巡って相反する報道が流れ、午後に伸び悩んだ。

  • 米国株は上昇、S&P500種とダウ平均が最高値
  • 米国債は下落、10年債利回り1.93%
  • NY原油先物は反発、米中協議進展で
  • NY金先物は反落、3カ月ぶり安値-逃避需要が後退

  米中が段階的な関税撤回で合意したことが明らかになり、買いが先行した。ただ、米政権内部で関税撤回の計画に対して強い反対があるとのロイター通信の報道を受けて、相場は伸び悩んだ。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長はその後、米中両国が「第1段階の合意に至れば、関税の合意・譲許もあるだろう」とブルームバーグに語った。

  ロイターの報道が流れる前はリスク選好の動きが強まり、金や国債など安全な資産が下落。公益事業や不動産などディフェンシブ銘柄も下げた。

  S&P500種が前日比0.3%上げて3085.18。ダウ工業株30種平均は182.24ドル(0.7%)高い27674.80ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時41分現在、米国債市場では10年債利回りが10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.93%。

  TIAAの世界市場担当プレジデント、クリス・ギャフニー氏は「合意文書に署名されるまで、市場は慎重な姿勢を維持し、最善のシナリオを織り込まないと思う」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米国と中国で輸送燃料の需要を抑制していた両国間の貿易問題が解決に向けて進展したと伝わり、買いが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は80セント(1.4%)高い1バレル=57.15ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は55セント高の62.29ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。8月初旬以来の安値を付けた。米中が段階的な関税撤回で合意したとの報道を受け、安全な逃避先としての金の需要が弱まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.8%安い1オンス=1466.40ドルで終了。

原題:Stocks Hit Record Even as Trade Concerns Linger: Markets Wrap(抜粋)

Oil Rises as U.S.-China Work to Agree on Tariff Rollbacks

PRECIOUS: Gold Falls to 3-Month Low as Trade View Dents Demand

(第5段落にコメントを加え、更新します)
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