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Photographer: VCG/Visual China Group
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米中が段階的な関税撤回で合意、「第1段階」の一部と米側確認

更新日時
  • 交渉担当者は真剣で建設的な協議行ったと中国商務省
  • クドロー米NEC委員長も交渉の進展を確認

米国と中国は相互の製品に賦課している関税を段階的に撤回することで合意した。貿易合意に向け作業を進めている両国が共に明らかにした。

  中国商務省の高峰報道官は7日、「過去2週間にわたり交渉担当者は真剣で建設的な協議を行い、合意を巡り進展する中で追加関税を段階的に撤回することで一致した」と述べた。

National Economic Council Director Larry Kudlow Speaks At White House

クドロー米国家経済会議委員長

  クドロー米国家経済会議(NEC)委員長も同日、交渉の進展を確認し、米中両国が「第1段階の合意に至れば、関税の合意・譲許もあるだろう」と語った。  

  コンウェイ米大統領顧問はトランプ大統領が合意署名を「切望」していると話した。交渉は継続中で、合意署名の時期や場所はまだ確定していないという。

  一方、ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)はFOXビジネスに対し、「第1段階の合意の条件として既存の関税を撤回する合意は現時点でない。その決定を下せるのはトランプ大統領のみだ」と述べた。

  関税賦課を巻き戻す合意ができれば、世界経済に影を落とす貿易戦争の緩和への道が開ける。トランプ大統領による懲罰的関税の撤回は交渉の当初から、中国側の要求の柱だった。  

  北京では中国商務省の高報道官が、「米中が第1段階の合意に達すれば、双方が既存の追加関税を合意内容に基づいて互いに比例したペースで同時に撤回していくことになる。これは合意成立のための重要な条件だ」と記者会見で発言。合意に署名する場所と時期については、両国が交渉を続けているとし、それ以上の情報はないと述べた。

  ホワイトハウスがトランプ大統領と習近平中国国家主席の会談場所として提案していたアイオワ州やアラスカ州など米国内で両首脳が実際に会談する可能性はなくなったと、事情に詳しい関係者が明らかにした。関係者が匿名を条件に語ったところによると、アジアと欧州の幾つかの場所が現在検討されている。

  トランプ政権の当局者らはここ数日、包括的貿易合意の第1段階が月内にもまとまることに楽観的な見方を示し、今週の株高につながっている。

  ただ、ING銀行のエコノミスト、アイリス・パン氏(香港在勤)は「どれだけ迅速に事態が進展していくか疑問視している。関税撤回のペースは市場と米中経済に前向きなセンチメントを生み、それを長続きさせる上で鍵になる」と話している。

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