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債券小幅安、日銀スティープ化策への警戒感重し-米中懸念は下支え

債券相場は小幅安。米中貿易合意の後ずれ懸念や米長期金利の低下を背景に買いが先行したものの、日本銀行が利回り曲線をスティープ(傾斜)化させる姿勢にあるとの見方から上値が抑えられた。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.105%で取引を開始したが、徐々に売りが優勢となり、一時は1.5bp高いマイナス0.075%まで戻した
  • 長期国債先物12月物の終値は3銭安の153円20銭。取引開始直後に23銭高の153円46銭を付け、午後には一時20銭安の153円03銭まで売られる

市場関係者の見方

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 米中の貿易合意に関しては期待に水を差す材料もある中で、日米とも金利上昇に一服感が出ている
  • ただ、米長期金利が低下する中でも、円債に関しては超長期債買い入れオペの減額など独自の日銀要因の影響が大きい
  • 日銀が明確にスティープ化策のような措置を取る中では、なかなか継続的に金利低下しにくくなっている

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.195%-0.210%-0.090%0.265%0.405%0.430%
前日比横ばい+0.5bp横ばい+0.5bp+0.5bp+1.0bp
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