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1年前の世界よりずっと良い、米利下げと米中合意期待で-ラジャン氏

  • FOMCは「成長に関する多くの懸念にとても敏感」
  • ECBには政策をさらに緩和する余地はほとんどない
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C.
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C. Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg
Birds fly past the Marriner S. Eccles Federal Reserve Board building in Washington, D.C.
Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

米中貿易協議合意への期待や米連邦公開市場委員会(FOMC)による一連の利下げで、世界は短期的にずっと良くなっているとの認識のラジャン元インド準備銀行(中央銀行)総裁が示した。

  国際通貨基金(IMF)のチーフエコノミストも務めたラジャン氏はシンガポールでブルームバーグテレビジョンのインタビューに答え、FOMCは「成長に関する多くの懸念にとても敏感」で、「一連の保険的な利下げを行った。貿易を巡る難しい局面に対する一定の解決策を待ちながらであっても、市場を安心させたように見える」と述べた。

Opening Day Of World Economic Forum 2019

ラグラム・ラジャン氏

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

  ラジャン氏は米中貿易協議で一定の進展があるが、恒久的な解決策にも、多くの人が望んでいるようなものにもならないと分析。

  その上で、昨年の年末に向かう時期と比べるとある意味で「われわれはずっと良い場所にいる」と語った。

  一方、欧州中央銀行(ECB)には政策をさらに緩和する余地はほとんどないとも話し、今は政治家が成長を回復させ雇用創出を促すべきだとの見方を示した。

ブルームバーグテレビジョンに出演したラジャン氏

Markets: Asia.” (Source: Bloomberg)

原題:
Rajan Says World Is in Better Place After Fed, Trade Moves (1)(抜粋)

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