コンテンツにスキップする

中国の2大モバイル決済アプリ、本土への外国人観光客も利用可能に

  • アリペイは銀行のプリペイドカードを通じてアプリを利用可能にする
  • ウィーチャットペイはJCBなど海外カードとアプリの連携を計画

中国の巨大モバイル決済アプリ「アリペイ(支付宝)」と「ウィーチャットペイ(微信支付)」は、当局の規制緩和の動きを受け、中国本土を訪れる外国人も両アプリを利用できるようにする方針だ。

  中国モバイル決済市場で合計94%のシェアを占め、一部で現金に取って代わる存在になったアリペイとウィーチャットペイは、今回の計画を相次いで発表。これまではユーザーに中国国内での口座開設を義務づけていた。

Images Of Wireless Payment Methods In Hong Kong

決済端末に搭載されている「アリペイ」

写真家:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  中国人民銀行(中央銀行)は最近、一部の決済業者に対し、外国のカードを決済業者のアプリと連携させて中国国内で利用することを近く認める方針を示したと、状況を知る関係者2人が明らかにした。人民銀にファクスで問い合わせを送信したが、これまでコメントは得られていない。

  ただ、クレジットカードとの連携は未決定の段階だ。螞蟻金融服務集団(アント・ファイナンシャル)のアリペイは、上海銀行が提供するプリペイドカードのサービスを観光客が利用できるようにすると表明。これは顧客が定期的に口座に現金をチャージする必要があることを意味する。

  一方、テンセント・ホールディングス(騰訊)のウィーチャットペイは、ユーザーの手持ちのカードをより直接的に同アプリに連携できるようにする方針だ。テンセントは海外のクレジットカードとウィーチャットペイの連携を促進するため、米決済ネットワークのビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ディスカバーや、日本のJCBと協力について協議を進めている。

原題:
Alipay, WeChat Pay to Let Foreign Visitors Use Apps in China (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE