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ドル・円は小幅続落、米中合意後ずれ観測で円買い圧力-108円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半で小幅続落。前日の米中貿易合意署名の延期報道を受けてリスク選好ムードがやや弱まり、円に買い圧力がかかった。

  • ドル・円は午後3時10分現在、前日比0.2%安の108円74銭。朝方の108円98銭から一時108円65銭まで円買いが進行
  • クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)も安い。オーストラリアドルは対円で0.4%安の1豪ドル=74円72銭
米中楽観による上昇一服

市場関係者の見方

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • 米中署名は延期になっただけで12月にやるという楽観論があるので、ドル・円もそれほど下がっていなかったが、戻りも弱いのでたたかれたのかなという感じ
  • 日程など決まってくればもう一度上という芽もみえてくるが、不透明感をあおるような報道が出ると利食いも入りやすく、108円前半ぐらいまではみておいた方がいい

大和投資信託調査部の亀岡裕次チーフエコノミスト

  • そもそも米国による対中関税一部撤回もまだ明確ではないので、109円近辺の200日線からどんどん上放れしていくのは難しい
  • 一方で、APEC(アジア太平洋経済協力会議)が中止になった影響で、調整に時間がかかっているということであれば、合意が破談になるなどの懸念は高まりにくい。ドル・円もどんどん下に行く感じではない

背景

  • トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による部分的貿易合意の署名は12月になる可能性があり、会談場所として米国内の2カ所は除外された。事情に詳しい関係者が6日までに明らかにした
  • 6日の米株式相場は、米中合意署名延期報道を受けて一時軟化。7日の日経平均株価は日中の大半をマイナス圏で推移した後、前日比26円高で終了
  • ロス米商務長官は6日、米国は中国と第1段階の貿易合意を実現できると楽観していると発言
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