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トランプ氏顧問がウクライナへの圧力を強めた-駐ウクライナ米大使

  • 10月22日の非公開での下院証言が公開された
  • テイラー駐ウクライナ代理大使は今月13日に下院で証言する予定

ウクライナ疑惑を巡るトランプ大統領の弾劾調査で、ウィリアム・テイラー駐ウクライナ代理大使の先月22日の非公開での下院証言が6日公表され、米大統領顧問の中核グループがウクライナに対し、政治的動機に基づいた捜査を開始するよう圧力をかける取り組みをエスカレートさせていたことが明らかになった。

  同証言によると、テイラー氏は当初、7月25日にトランプ、ゼレンスキー両大統領が電話会談をすると聞いた時は、ウクライナがロシアの支援を受けるウクライナ分離主義勢力との戦いを強化しようとしていた時期だったこともあり、「良いアイデアと思った」という。

  しかし電話会談の日が近づくにつれ、同氏はトランプ大統領の個人弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏が大統領の政敵の1人への調査にウクライナを関与させようとしていることを懸念し始めたという。

  テイラー氏は証言で、「確かに2人の大統領が会談するのは良いことだが、この会談を持つためにゼレンスキー大統領が、米国の誰かを利することになる捜査を発表することで米国の国内政策ないし政治に介入せざるを得なくなるとしたら、会談を行う価値があるかどうか私は分からなかった」と述べた。

  テイラー氏は弾劾調査の一環として下院情報特別委員会が今月13日に開く公聴会で証言する予定。同氏の前任者で5月まで駐ウクライナ大使を務めたマリー・ヨバノビッチ氏は15日に証言する。

原題:Diplomat Describes Trump Aides’ Escalating Pressure on Ukraine(抜粋)

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