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日本株は小幅続伸、好決算の精密や小売高い-米中協議不透明は重し

更新日時
  • 決算ではオリンパスやパンパシI上昇、増益トヨタは52週高値
  • 米中合意の署名は12月にずれ込む公算、ソフトBGやSUMCO下落

7日の東京株式相場は小幅に3日続伸。米中通商協議に対する不透明感が高まり投資家が様子見姿勢となる中、決算が評価されたオリンパスなど精密機器、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスなどの小売、医薬品が上昇。ソフトバンクグループやSUMCO、味の素といった決算失望銘柄が売られ、上値を抑制した。

  • TOPIXの終値は前日比3.68ポイント(0.2%)高の1698.13
  • 日経平均株価は同26円50銭(0.1%)高の2万3330円32銭

〈きょうのポイント〉

 

Final Trading Day Of The Year At The Tokyo Stock Exchange

東証

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは米中貿易交渉について、「トランプ米大統領がいつどう変化するかわからない。中国が求めている関税撤回でどこまで譲歩するのかなど、マイナス面もプラス面も織り込み切れていない部分が多い」と述べた。

  新規の手がかり材料に乏しく、株価指数は前日終値を挟んだ動きとなった。主要企業の決算発表が相次ぎ、個別色の強い展開だった。午後に上期決算を発表したトヨタ自動車は買われ、52週高値を更新した。

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、足元の株価上昇で同証予想の日本株のPERは13倍に上昇し、「2016年以降の基本レンジ12-14倍の真ん中に戻した」と指摘。国内決算は全体に下方修正の加速感がなくなり株価を押し上げているとし、今後は「来期の増益回帰に確信が持てるかが焦点」とみていた。

3日続伸
  • 東証33業種では精密機器、その他金融、非鉄金属、小売、医薬品、電機が上昇
  • 海運や鉄鋼、ゴム製品、銀行は下落
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