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米中の貿易合意署名、12月にずれ込む可能性-会談場所は米国外か

更新日時
  • 米国内の会談場所候補地は除外されアジアと欧州を検討-関係者
  • 合意署名が遅れる可能性あるとの報道受け米株は下落

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席による部分的貿易合意の署名は12月になる可能性があり、会談場所として米国内の2カ所は除外されたと、事情に詳しい関係者が6日までに明らかにした。

  両国は第1段階の貿易合意に向け、交渉を続けている。第1段階では中国が米国の農産物やその他製品の購入を再開する一方、米国は中国からの輸入品に課した関税の一部を撤回する見通しだ。

  両首脳は当初、チリで16-17日に予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に際して会談する見通しだったが、チリの首都サンティアゴで街頭デモが続いているため首脳会議は中止となった。

Xi Zeroes In on Trump Trade Deal as China Acts to Steady Markets

トランプ大統領(右)と習近平国家主席(2017年11月)

  関係者によると、両首脳が合意に署名する会談場所としてホワイトハウスはアイオワ州やアラスカ州など米国内の候補地を提案していたが除外され、代わってアジアと欧州の複数の場所が検討されている。関係者は非公表の協議内容だとして匿名を条件に語った。

  ホワイトハウスのディア報道官は、「交渉は続いており、第1段階の合意のテキストに関して状況は前進している」と発言。「署名場所について発表する場合は知らせる」と語った。

  米中首脳の署名が12月にずれ込み、米国内で開催されない公算が大きいと、ロイター通信が先に報じていた。

  合意署名が12月にずれ込む可能性があるとの報道を受け、米株は下げた。

原題:Trump-Xi Trade Summit May Slip to December, Be Outside U.S. (2)(抜粋)

(ホワイトハウス報道官のコメントなどを追加して更新します)
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