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きょうの国内市況(11月6日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小幅続伸、米景気堅調と円安-商社など景気敏感や金融高い

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  東京株式相場は小幅続伸。堅調な米国の経済指標や為替相場の円安、米金利上昇が追い風となり、商社や素材など景気敏感業種や銀行が高い。NTTやアサヒグループホールディングスなどの決算失望が加わった内需ディフェンシブ関連の一角は安い。

  • TOPIXの終値は前日比0.29ポイント(0.02%)高の1694.45
  • 日経平均株価は51円83銭(0.2%)高の2万3303円82銭

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「米中協議の進展、雇用統計そしてISM非製造業指数と、底堅い米経済を受けて投資家の目は景気敏感に向かいやすい」と述べた。きのう大きく上げた反動が警戒されたものの、「先行きの景況感改善や企業業績の底打ち期待から大きくは崩れない」とみる。

  海外景況感の改善を背景としてTOPIXは取引開始時に昨年10月以来となる1700ポイントを一時回復した。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「米中摩擦で米国の製造業は悪いが、雇用は良く消費や住宅市場は悪くないなど非製造業は落ち込んでいない。景気後退(リセッション)を予想していた債券市場は間違いだった」と指摘した。

  • 東証33業種では鉄鋼や海運、非鉄金属、鉱業、卸売、証券・商品先物取引、銀行が上昇
  • 食料品や情報・通信、サービス、精密機器は下落

●債券は大幅続落、10年入札弱めで先物売りー長期金利5カ月ぶり高水準

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  債券相場は大幅続落。長期金利は約5カ月ぶりの水準に上昇した。リスク選好の流れで前日に米長期金利が上昇したことに加え、この日に実施された10年国債入札の結果を受けて先物の売りが強まった。

  • 新発10年国債利回りは一時、前日比6.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.075%、新発5年国債利回りは7.5bp高のマイナス0.195%と、いずれも5月以来の高水準を付けた
  • 長期国債先物12月物の終値は66銭安の153円23銭。一時は153円00銭と、中心限月の日中取引ベースで5月30日以来の安値

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • ここまで売られるとポジションを落としたい動きが出るが、現物だけではさばけず、先物にヘッジ売りが集中しやすい
  • 中期債は利下げがないと正当化しづらい水準だった上、10年入札も付利のマイナス0.1%を上回り、利下げに懐疑的な見方がある
  • 海外金利上昇がドライバーになる中、円金利スワップでも海外勢の受けが減っているかアンワインドかで勢いが弱まっている

10年債入札

  • 最低落札価格101円94銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値101円95銭をやや下回る
  • 応札倍率は3.62倍と前回3.42倍をやや上回る。テール(最低と平均落札価格の差)は5銭と前回29銭から縮小
  • パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長
    • やや弱めの結果でヘッジ売りが先行。それほど大きな需要はなかった感がある
    • 日銀のサポートが消え、10年以下はマイナス金利深掘り期待のポジションが解消されているようだ

●ドル・円下落、実需の売りや米長期金利低下重しー米中楽観相場が一巡

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  東京外国為替市場のドル・円相場は下落。米中通商協議を楽観視した取引が一巡し、実需の売りや短期取引の売りが出たとみられている。米金利が低下したことも重しとなった。

  • 午後3時11分現在のドル・円は前日比0.1%安の1ドル=109円06銭。一時109円01銭まで下落
  • 円は主要通貨に対して全面高
  • ユーロ・ドル相場はほぼ変わらずの1ユーロ=1.1076ドル

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • ドル・円、東京時間は実需筋の売りや短期筋の利食い売りが出て上値が重い。200日移動平均線(109円04銭)を抜けたが、8月1日高値(109円32銭)近辺では、下値で買った向きの戻り売りも出やすく跳ね返された
  • 米中通商協議の進展はかなり織り込み済み。ただ人民元が1ドル=7元割れまで買われ、リスクオンの地合いからドル・円も上値を試す展開が続くのではないか
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