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ペロトン株急落、成長第一の経営陣に市場は利益達成への道筋求める

  • 7-9月の純損失は縮小、赤字幅はアナリスト予想より小幅
  • EBITDAは2023年まで黒字が予想されず

フィットネス事業を展開する米ペロトン・インタラクティブの株価が5日の米市場で急落。利益よりも成長に重点を置く同社の経営方針に投資家は不満を突きつけた。

  ジョン・フォーリー最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で「成長を後回しにすれば、明日にも利益を出すことはできるだろうが、それはペロトンの取締役会と経営陣が信じる当社のあるべき姿ではない」と語った。

  ペロトン株はこの電話会議を受けて一時9.6%安となり、7.6%安の22.74ドルで引けた。9月の新規株式公開(IPO)価格は29ドル。

  市場では成長第一主義よりも収益性への現実的な道筋を求める傾向が強まっている。投資家は成長志向モデルにこだわる今年新規上場した他の銘柄も敬遠し、ウーバー・テクノロジーズとリフト、スラック・テクノロジーズは上場後2桁の下落となっている。

  この日発表されたペロトンの7-9月(第1四半期)の純損失は4980万ドル(約54億3000万円、1株当たり1.29ドル)と、前年同期の5450万ドル(同2.18ドル)から赤字幅が縮小。アナリスト予想の1億1400万ドルの赤字より小幅だった。ただ、EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は、2023年まで黒字が予想されていない。

  7-9月の売上高は前年同期の2倍以上の2億2800万ドルで、市場予想の1億9940万ドルを上回った。ペロトンは20年6月通期売上高については14億5000万-15億ドルを見込む。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は13億9000万ドルだった。

Peloton Slides

原題:Peloton Tumbles as Wall Street Seeks Signs of Path to Profit(抜粋)

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