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日本株は小幅続伸、米景気堅調と円安-商社など景気敏感や金融高い

更新日時
  • 米ISM非製造業指数は上昇、米10年債利回りは9月以来の高水準
  • 決算失望のNTTやアサヒGHなど内需関連の一角は下落

6日の東京株式相場は小幅続伸。堅調な米国の経済指標や為替相場の円安、米金利上昇が追い風となり、商社や素材など景気敏感業種や銀行が高い。NTTやアサヒグループホールディングスなどの決算失望が加わった内需ディフェンシブ関連の一角は安い。

  • TOPIXの終値は前日比0.29ポイント(0.02%)高の1694.45
  • 日経平均株価は51円83銭(0.2%)高の2万3303円82銭

〈きょうのポイント〉

  • 10月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数は54.7に上昇、市場予想53.5
  • 5日の米10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し1.86%-9月以来の高水準
  • NTTの4-9月期営業利益は市場予想を下回る、アサヒGHは営業利益予想を下方修正
Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Shares Rebound

東証内

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは「米中協議の進展、雇用統計そしてISM非製造業指数と、底堅い米経済を受けて投資家の目は景気敏感に向かいやすい」と述べた。きのう大きく上げた反動が警戒されたものの、「先行きの景況感改善や企業業績の底打ち期待から大きくは崩れない」とみる。

  海外景況感の改善を背景としてTOPIXは取引開始時に昨年10月以来となる1700ポイントを一時回復した。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「米中摩擦で米国の製造業は悪いが、雇用は良く消費や住宅市場は悪くないなど非製造業は落ち込んでいない。景気後退(リセッション)を予想していた債券市場は間違いだった」と指摘した。

一時1700を回復

  買い戻しの勢いがやや欠ける中で株価指数の上げ幅は限定的だった。いちよしAMの秋野氏は「市場関係者の間では日本株は一本調子で上がってきたとの感覚があるため、いったんスピード調整になりやすい」と話していた。

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