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JPモルガンのダイモンCEO、ウィーワークIPO頓挫で教訓得た

  • 企業評価と上場方法、一般株主の扱い方について学ぶべき教訓
  • ウィーワークに470億ドルの価値があるとは信じなかった

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、新規株式公開(IPO)に向かう企業はまず、シェアオフィス事業を展開するウィーワークの衝撃的な転落を研究すべきだと述べた。

  ダイモンCEOは5日にCNBCとのインタビューで、「こうしたバリュエーション(企業評価)と上場方法、一般株主の扱い方について学ぶべき教訓があると思う。そして、上場を目指す誰もがこの教訓を学ぶべきだ」と指摘。 「私自身も幾つか学んだ」と付け加えた。

Key Speaks At The CEO Initiative Conference

ジェイミー・ダイモンCEO

写真家:ミーシャ・フリードマン/ブルームバーグ

  ウィーワークは今年の最も期待を集めたIPO候補企業の一角から、資金繰りが苦しく以前の評価の数分の一で救済パッケージを受け入れざるを得なくなる状況に転落した。ソフトバンクグループから出資を受けた1月には470億ドル(約5兆1300億円)と評価されていたが、10月にソフトバンクGに救済を求めた際には80億ドルを下回った。

  JPモルガンはウィーワークのIPOの助言で主導的役割を務めていた。9月にIPO計画が棚上げされた後、JPモルガンはウィーワークに50億ドルの債務パッケージを提示したものの、同社はこれを断り、ソフトバンクGの救済パッケージを受け入れた。ダイモン氏はウィーワークに470億ドルの価値があるとは信じていなかったと語った。

  ダイモン氏は「ある投資家が特定のレベルで評価したからといって、それが適正な評価であるとは限らない」と指摘した。また、非公開企業がIPOを進める前に、コーポレートガバナンス(企業統治)と情報開示の強化により多くの時間をかけるべきだとも述べた。

原題:
Dimon Says He’s Learned a Few Lessons From the WeWork Debacle(抜粋)

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