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イラン、高性能遠心分離機を30基増設-ウラン濃縮ペースが加速

  • 第1世代の10倍のペースでウラン濃縮が可能な「IRー6」を増設
  • ロウハニ大統領は核プログラムで新たな動きを今週発表する見通し

イランが稼働する高性能遠心分離機の数をさらに増やしたことが分かった。同国は米国による制裁への対抗措置として、2015年核合意の段階的な履行停止を続けている。

  第1世代遠心分離機の10倍のペースでウラン濃縮が可能な「IRー6」をイランが30基増設したと原子力庁のサレヒ長官を引用し、地元メディアが4日伝えた。 ロウハニ大統領は核プログラムに関する新たな動きを今週発表する見通しだ。

  トランプ米政権は昨年一方的に核合意からの離脱を表明し、イラン産原油の全面禁輸を含む経済制裁を発動した。イランはこれに対抗し、今年5月から核合意の履行を段階的に停止。低濃縮ウランの貯蔵量は300キロ、許容濃縮度は3.67%という核合意が定めた上限を既に上回っている。

  イラン当局者はウラン濃縮度の制限履行を「やめる」としているが、20%近い濃縮ウラン製造には踏み切っていない。  

原題:Iran Adds Advanced Centrifuges in Further Weakening of Deal (1)(抜粋)

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