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英総選挙、保守党リード縮小-ブレグジット党の候補者全国擁立も逆風

  • 最新世論調査で労働党の支持は27%と与党との差が12ポイントに縮小
  • ファラージュ党首は全国に候補者を立てる方針、与党の票を奪う恐れ

12月12日の英総選挙に向け、与党保守党と最大野党・労働党の支持率の差が縮小したことが、最新の世論調査で明らかになった。

  3日付の英紙サンデー・タイムズに掲載されたユーガブの世論調査結果によれば、労働党の支持率は27%に上昇し、保守党(39%)との差は12ポイントとなった。労働党は10月30日から11月1日との間に6ポイント支持を伸ばした。

  これに対し、ファラージュ党首率いる「ブレグジット党」の支持は13%から7%にほぼ半減した。自由民主党は16%と3ポイント低下した。

  ファラージュ党首は、全国に候補者を立てる方針を堅持しており、与党保守党の票を奪う可能性がある。保守党のジェイコブ・リースモッグ下院院内総務(閣僚級)はファラージュ氏の姿勢について、「EU離脱のチャンスを完全に失わせる危険がある」と語った。

  一方、ウェールズ民族党は、緑の党および自民党と選挙協力を巡る協議を継続しているという。

  ジョンソン首相は、労働党のコービン党首に公開書簡を送り、欧州連合(EU)離脱の戦略を明確に示すよう訴えた。離脱の「実現」を必死で望む家族や企業に対し、さらなる「ためらいと遅れ」を生じさせていると首相はコービン氏を批判した。

  労働党の立場は、EUと離脱合意案の再交渉を行い、残留をもう一つの選択肢として再国民投票を実施するというものであり、このプロセス全体を6カ月で終了できるとコービン党首は主張している。

  スカイニューズは4日、保守、労働、自民の3党首による討論会の28日開催を提案。これまで唯一発表されていたのは19日のITVの党首討論だけだが、自民党のスウィンソン党首の出席は予定されておらず、同党首が反発していた。

Labour Party Leader Jeremy Corbyn Starts U.K. Election Campaign

労働党のコービン党首

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

U.K. PM Johnson Pushes Again for Early General Election

ジョンソン首相

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

U.K. Election Looms As EU Offers Brexit Extension

自民党のスウィンソン党首

写真家:ジェイソン・オールデン/ブルームバーグ

原題:MPs Choose New Speaker After Bercow’s Departure: U.K. Votes

U.K. Conservatives at 39%, Labour 27%: YouGov/Sunday Times Poll

Johnson and Corbyn Trade Brexit Barbs as U.K. Election Heats Up(抜粋)

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