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ゴールドマンが有給育児休暇を拡大-20週間は大手米銀で最長

  • ウォール街では16週間が標準、従業員の性別や養育者の立場が左右も
  • 育児の「主な担い手」区分を廃止、男親・女親ともに同等の休暇提供
RF Parents Baby Hospital
Photographer: Mayte Torres/Getty Images
RF Parents Baby Hospital
Photographer: Mayte Torres/Getty Images

ゴールドマン・サックス・グループで従業員が有給で取得できる育児休業期間が、他のどの大手米銀よりも長くなった。

  ゴールドマン社員は有給育児休暇を20週間取得できるようになった。ウォール街の他の金融機関では、育児を主に担う従業員に対する育児休暇は16週間が標準。また、育児休業期間は従業員の性別や養育者の立場に左右されないと、ゴールドマンが4日明らかにした。

  金融業界では他の多くの業界同様、育児休業中の従業員を育児の「主な担い手」と「二次的な担い手」に区別し、大半の大手銀行で後者が有給で得られる育児休暇は短い。

Raising the Bar for Parental Leave

More new parents can take paid time off since Goldman expanded coverage.

Source: Companies

* Citigroup offers 16 weeks to birth mothers and 8 weeks to all other parents

  ゴールドマンは現在、米国に拠点を置く大手銀行の中では最も長い有給育児休暇を付与する組織となったが、大手グローバルバンクの一部も既に同等の長さの休暇を米従業員に提供している。UBSグループの広報担当ヒュー・ウィリアムズ氏は4日、同社が2020年1月から、従業員の性別や育児の担い手としての順番にかかわらず、20週間の育児休暇を与えると述べた。

  従来の方法では差別で訴えられるケースがあった。JPモルガン・チェースは今年5月、「育児の主な担い手」として休むことがないよう男性は差別されていると主張して男性社員が訴えた問題で、500万ドル(約5億4400万円)を支払って和解することに同意。この和解合意で同社は、男性社員も育児の主な担い手として休暇を取得できることを明確化すると約束した。

  ゴールドマンは4日、採卵や卵子提供を行う従業員に対する手当ての導入や養子縁組みおよび代理出産手当てのための予算の拡大、病気の家族を世話する時などに使える4週間の有給家族休暇も発表。11月1日に実施した。

原題:
Goldman Now Offers More Parental Leave Than Other Big Banks (2)(抜粋)

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