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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日銀買いオペ、残存10ー25年を減額-超長期金利の低下をけん制(1)

更新日時
The Bank of Japan (BOJ) headquarters stand in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 16, 2019. The BOJ would offer support for a government spending package likely to be unveiled in October when a national sales tax is increased, according to a former central bank official.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本銀行は5日の国債買い入れオペで超長期ゾーンの購入額を減らした。足元で利回り曲線のフラット(平たん)化が進んだことを受け、一段の金利低下を抑制する狙いがあるとみられている。

  日銀は午前10時10分の金融調節で、残存期間10年超25年以下の買い入れ額を1000億円と通知し、前回のオペから200億円減らした。同ゾーンの減額は9月20日以来。1年超3年以下は4200億円、3年超5年以下は3400億円、25年超は300億円と、いずれも前回オペから据え置かれた。

  野村証券の中島武信シニア金利ストラテジストは、残存10ー25年のオペ減額について、「先週末の超長期金利の低下のスピードが比較的速かったので、それを止めようと思ったのだろう」と分析。一方、「中期ゾーンでツイストオペがなかったのは、2-5年の逆イールドがそれほど深くなっていないからではないか」と述べた。

  債券市場では超長期ゾーンを中心に売りで反応。新発20年物国債利回りはオペ通知後に一時0.225%と、前週末より3.5ベーシスポイント(bp)上昇した。長期国債先物市場で中心限月12月物は一時37銭安の154円03銭まで下落する場面があった。

  対象銘柄では10-25年で新発20年物170回債、25年超では新発30年物64回債が引き続き除外された。

長期国債先物12月物の日中取引推移
(第3段落以降を追加して更新しました)
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