【NY外為】ポンドに売り、英選挙で保守党が議席減らす可能性
Alyce Andres
更新日時
4日のニューヨーク外国為替市場では、ポンドが広範に売られ、先週の高値から下げた。英総選挙で欧州連合(EU)離脱派の票が「ブレグジット党」に流れ、与党保守党が議席を減らす可能性が懸念された。
- ニューヨーク時間午後4時25分現在、ポンドは対ドルで0.5%安。先週は週間ベースで0.9%値上がりしていた。週末の世論調査では、保守党がリードを縮めていることが示唆された
- ブレグジット党のナイジェル・ファラージュ党首は全国ベースで候補者を擁立するという計画を固めた。ジョンソン英首相率いる保守党から票を奪う可能性があるとの見方もある
- イングランド銀行(中央銀行)は7日に政策会合を開く予定
- ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%高と、6営業日ぶりに上昇
- 円は下落。米中貿易合意の「第1段階」に関する楽観が強まった。ロス米商務長官はEU産自動車への関税は必要ないかもしれないと示唆した
- ドルは対ユーロで0.4%高の1ユーロ=1.1127ドル。対円では0.4%上げて1ドル=108円59銭
- 原油相場の上昇を手掛かりに、カナダ・ドルは堅調

原題:GBP Slips Broadly Amid Possible Election Squeeze: Inside G-10(抜粋)
(相場を更新し、新たな情報を追加します)
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