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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ゴールドマン、米国株は独り勝ちだとリスク志向の富裕層顧客に助言

  • 「米国は傑出」-ゴールドマン・プライベート部門のアルダーニャ氏
  • 富裕層顧客、資産の有効活用に意欲-上昇局面、継続の可能性も
Pedestrians walk along Wall Street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Friday, May 24, 2019. U.S. equities climbed at the end of a bruising week in which escalating trade tensions dominated markets.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株はS&P500種株価指数が最高値付近にあってもなお、投資資産の中で独り勝ちの状況だとゴールドマン・サックス・グループは富裕層顧客に助言している。

  ゴールドマン・サックス・プライベート・ウェルス・マネジメントの投資戦略グループでマネジングディレクターを務めるシルビア・ アルダーニャ氏は、「リターンは依然として、主に米国株をオーバーウエートにすることで得られるというのが当社の見解だ」とロンドンでのインタビューで述べた。「世界の中で米国は傑出している」と続けた。

  ゴールドマンの同部門(運用資産約5000億ドル=約54兆3000億円)によると、理由は単純だ。世界経済の成長が減速し、ドイツが狭義のリセッション(景気後退)に陥る可能性がある中、米景気は中期的に他国よりも堅調に見受けられる。1日に発表された10月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが予想外に強く、米金融当局が発信した利下げ休止シグナルの正当性が実証された。

Over the past decade, U.S. stocks have beaten other major stock markets

  米中貿易協議で進展が見られることを背景に、富裕層の顧客は資産を有効に運用したいとの意欲を強めていると、アルダーニャ氏は説明。これを裏付けるかのように、10月30日までの1週間に61億ドルの資金が世界の株式ファンドに流入。リスク資産の人気上昇を浮き彫りにした。

  元ハーバード大学准教授のアルダーニャ氏は、「米中の貿易摩擦が和らいだことをきっかけに、投資家はこれまで悲観的過ぎたのではないか、前向きなサプライズが起こるのではないかという疑問が生じた」と説明。「経済指標が改善し、製造業が安定化するとともにサービス業の堅調が持続すれば、この上昇局面は明らかに続く可能性がある」と話した。

Equity returns over the past decade have beaten bonds

原題:
Goldman Says U.S. Stocks Rule as Wealthy Clients Turn More Gutsy(抜粋)

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