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【米国株・国債・商品】株が反発、強気相場盛り返す-雇用統計が好調

1日の米株式相場は反発。金融危機後に始まった息の長い強気相場があらためて勢いを盛り返した。S&P500種株価指数は年初来上昇率が22%を超え、週間ベースでは4連騰。米国債は反落。

  • 米国株は反発、S&Pが4週連騰-雇用統計、米中動向が追い風
  • 米国債は反落、10年債利回り1.71%
  • NY原油は反発、経済指標良好で6週間ぶりの大幅上昇
  • NY金先物は反落、好調な米雇用統計と米中協議の進展が重し

  10月の米雇用統計では雇用者数の伸びが市場予想を上回り、個人消費のけん引で過去最長の景気拡大がなおも継続する可能性が示された。これを受け、S&P500種は終値ベースの過去最高値を更新。米中貿易協議で米中が「原則コンセンサス」に達したとの認識を中国商務省が示した後、短時間ながら株上昇の勢いが強まった。

  S&P500種株価指数は前日比1%高の3066.91。週間ベースでは1.5%高となった。ダウ工業株30種平均は301.13ドル(1.1%)高の27347.36ドル。ナスダック総合指数は1.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時19分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.71%。

  連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長はブルームバーグとのインタビューで、金融政策は「良好な状況」にあり、消費者動向は堅調だとの見方を示した。

S&P 500 rises to third record high this week

  FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は雇用統計について、消費者や雇用、低金利などの恩恵を受けて米経済がしっかりと成長し「よく持ちこたえているとの見方を裏付けるものだ」と指摘した。

  ニューヨーク原油先物相場は大幅反発。良好な米雇用統計や中国の製造業指標を手掛かりに、6週間ぶりの大幅上昇となった。週間ベースでは依然、世界経済の成長減速や米在庫積み上がり、貿易交渉への不安で下げた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は2.02ドル(3.7%)高の1バレル=56.20ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は、2.07ドル高の61.69ドル。

  ニューヨーク金先物相場は小反落。3カ月連続の米製造活動縮小を示す指標が出たが、米雇用統計が予想より強かったことの方が材料視された。米中貿易協議が「原則コンセンサス」に達したと中国商務省が説明した後、金は下げ幅を拡大した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%安の1オンス=1511.40ドルで終了。

原題:Decade-Long Bull Market Heating Up Again as Yearly Gain Hits 22%(抜粋)

Oil Jumps Most in Six Weeks on Economic Data, Easing Weekly Loss

Gold Dips After Traders Weigh Hiring Resilience, Factories Flub

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