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米自動車販売:10月は持ち直す、ホンダが増加-日産自とトヨタは減少

10月の米自動車販売は前年同月比で増加。新車購入価格が過去最高を記録したにもかかわらず、大幅に減少した前月から持ち直したようだ。

  調査会社JDパワーとLMCオートモーティブの推計によると、合計販売台数は前年同月比2.5%増の139万台。季節調整後の年換算では1730万台に相当し、前年から約20万台の減少となる。

Inside the Tokyo Motor Show 2019

ホンダフィット

撮影:林典子/ブルームバーグ

  購入者の志向がセダンから高額なスポーツタイプ多目的車(SUV)やピックアップトラックにシフトする中、新車の平均取引価格は初めて3万4000ドル(約368万円)を上回ると予想されている。前年からはほぼ1300ドルの上昇。それでも競争激化から自動車メーカーは販売促進の拡大を迫られており、1台当たりの実質値引き額は4000ドルを超える見通しだ。ディーラー店では旧モデルの在庫が過去最高レベルに積み上がり、自動車業界は処分に苦慮している。

  ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はいずれも月間販売台数の公表を取りやめており、10月の業界全体の販売台数には同3社の正式な数値は含まれていない。

  日産自動車は5.8%減の10万3565台と、過去5カ月で4カ月目の減少。高級車インフィニティ部門は同社全体よりも悪い状態が通年にわたって続いており、10月は23%減少。

  ホンダは7.6%増の13万1443台。クロスオーバー「HR-V」やサブコンパクト「フィット」など小型モデルがけん引した。

  トヨタ自動車は1.2%減の18万8787台。「タコマ」と「タンドラ」の両トラックモデルに加え、SUV「ハイランダー」がいずれも減少し、ピックアップ・SUV盛況の時代に異例の月となった。

原題:
Nissan Slides a Fourth Time in Five Months: Auto Sales Update(抜粋)

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