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ファラージュ氏が保守党に選挙協定持ちかけ、首相の離脱案破棄が条件

  • ジョンソン氏が合意した離脱案は「売国」、「本物の離脱でない」
  • 保守党、反EU票がブレグジット党との間で割れる可能性を警戒

英「ブレグジット党」のナイジェル・ファラージュ党首は、ジョンソン首相が欧州連合(EU)との離脱協定案の破棄を拒み、合意なき離脱を公約しないなら、12月12日の総選挙では全ての選挙区に候補者を立てて戦うと宣言した。

  ファラージュ氏はロンドン中心部で開かれた総選挙への決起集会で、首相が10月17日に合意した離脱案は「売国」に相当し、「離脱ではない」と批判。投票日までにすべての有権者にそれを知らしめると語った。

  ファラージュ氏は一方で、ジョンソン首相の保守党と「不戦協定」を結び、労働党を倒す上でブレグジット党の方が保守党より有利な選挙区では、保守党が候補を取り下げるように取り決めたいとも述べた。

  「労働党が支配し、保守党が一度も勝ったことのない選挙区は全国に約150ある。これを解決する唯一の方法は、EU離脱派の連合を全国で打ち立てることだ」と述べた。

  保守党関係者の間では、一部の選挙区で反EU票がブレグジット党とで割れ、勝てたはずの選挙区を落とすかもしれないとの懸念がある。今のところ保守党はジョンソン氏を「EU離脱を成し遂げる」人物として売り込むことに賭け、ファラージュ氏の提案を拒んでいる。

The Brexit Party General Election Campaign Launch

「ブレグジット党」の総選挙決起集会でナイジェル・ファラージュ氏(1日、ロンドン)

写真家:サイモン・ドーソン/ブルームバーグ

原題:
Farage Demands Johnson Ditch Brexit Deal to Forge Election Pact(抜粋)

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