米雇用者、予想上回る12.8万人増-スト克服、利下げ休止説裏付け
Reade Pickert
更新日時
10月の米雇用統計では、雇用者数の伸びが市場予想を上回った。前月の増加幅も大きく上方修正された。米金融当局は利下げの休止を示唆したが、今回の統計はその正当性を示す格好となった。低調な設備投資や貿易を巡る緊張にもかかわらず、個人消費のけん引で過去最長の景気拡大がなおも継続する可能性が示された。
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エコノミストの見方
- ビザUSAの主任米国エコノミスト、マイケル・ブラウン氏:
- 「全般的に労働市場は非常にしっかり持ちこたえている」
- 「個人消費が勢いを失いつつある兆候は見られない」
- 金融当局は政策を「しばらく据え置く可能性が高い」
詳細
- 過去2カ月で合計9万5000人上方修正され、3カ月平均は17万6000人増-増加幅はなお2018年の水準を下回る
製造業の雇用は3万6000人減と、2009年以降で最大のマイナス
- ストの影響がなければ増加していた可能性が高い
業種別では娯楽・ホスピタリティーや教育・医療、プロフェッショナル・ビジネスサービスで雇用が特に伸びた
- 建設や金融、小売りも増加
- 労働参加率は63.3%に上昇し、2013年以来の高水準
「U6」と呼ばれる不完全雇用率は7%に上昇
- U6にはフルタイムでの雇用を望みながらもパートタイムの職に就いている労働者や、仕事に就きたいとは考えているものの積極的に職探しをしていない人が含まれる
- 一部のアナリストは、この指標の方が実際の労働市場の状況をより正確に反映しているとみて注目している
- 統計表
原題:U.S. Hiring Resilient With 128,000 Gain Amid Strike, Census (3)(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
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