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香港取引所CEO、一国二制度巡る発言で謝罪-週初には欠陥を指摘

  • 一国二制度に「自身は最大の支持者」と1日は言明
  • 香港の社会不安は一国二制度の根本的欠陥を露呈した、と週初に発言

香港取引所の李小加最高経営責任者(CEO)は、中国政府の香港政策を巡る自身の最近の発言について謝罪した。香港問題への不用意な発言で著名人が謝罪に追い込まれた例はこれまでにもあるが、中国本土出身の実業界幹部としては初めて。

  李CEOは1日、香港の社会不安は「一国二制度」の根本的な欠陥を露呈したとの発言で混乱を招いたとしたら遺憾に思うと述べた。香港が返還された1997年以来、中国が採用する一国二制度については「自身は最大の支持者だ」と語った。

Key Speakers At the Credit Suisse Asian Investment Conference

香港取引所の李小加CEO

撮影:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  今週初めには、一国二制度は当初の執行に根本的な欠陥があり、北京の中央政府は制度を守る上で香港側を全く信用していないと李CEOは主張していた。

  だが1日、制度設計は完璧だが実施面にのみ問題があると語った。実業家としてこのような政治的に敏感な問題には触れるべきではなかったとし、発言は「翻訳された際にバラバラにされ、文脈から外されて訳され、報じられた」とし、話し手の意図を正確に反映しなくなる可能性が時にあると釈明した。

原題:
HKEX’s Li Apologizes After Remarks on China and Hong Kong (1)(抜粋)

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