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きょうの国内市況(11月1日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小反落、米中協議の不透明感と米景気不安-素材安く電機高い

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  東京株式相場は小幅に反落。米中通商協議に対する中国の慎重な見方が伝わる中、米経済指標が予想を下回った上、為替相場が円高に振れたことから非鉄金属や鉄鋼など素材関連、機械や精密機器など輸出関連の一角が下落。株式分割を発表したキーエンスや営業利益計画を上方修正した村田製作所などの電機は高い。

  • TOPIXの終値は前日比0.51ポイント(0.03%)安の1666.50
  • 日経平均株価は同76円27銭(0.3%)安の2万2850円77銭

  みずほ証券の倉持靖彦投資情報部長は米中協議について、「中国側から疑念が示され、11月の合意署名があるのかを見極める必要が出てきた」と述べた。米経済指標も悪化して米債券相場が金利を押し上げる方向に向かず、為替市場で円高が進んでいることが「景気敏感株中心に日本株を下げる要因」と指摘した。 

  東証33業種は卸売や医薬品、機械、化学、精密機器、保険、非鉄金属、鉄鋼が下落。前日に四半期決算を発表した任天堂のほか、キーエンスやパナソニック、村田製作所といった電機株が指数を支えた。

●債券上昇、米債高や日銀オペ据え置きで-長期金利は3週間ぶり低水準

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  債券相場は上昇。長期金利は3週間ぶりの水準に低下した。前日の米国債市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、日本銀行が長期ゾーンの国債買い入れオペの購入額を据え置いたことで買い圧力が強まった。

  • 新発10年債利回りは一時前日比4.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.19%と10月11日以来の低水準
  • 新発2年債利回りはマイナス0.275%、新発5年債利回りはマイナス0.31%と、いずれも10月中旬以来の水準まで低下
  • 新発20年債利回りは一時0.185%、新発30年債利回りは0.34%、新発40年債利回りは一時0.365%までそれぞれ低下
  • 長期国債先物12月物の終値は45銭高の154円40銭。一時は52銭高まで上昇

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 月末のインデックス買いが先行していたところに、日銀国債買い入れオペ変更なしで一段高の展開
  • 超長期債に売りが出ると、10年債や5年債が買われるなどイールドカーブの動きはめまぐるしい
  • ただ、米雇用統計の発表を控えて、上値を追いかけるより利益確定売りが多くなりやすい面も

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年と物価連動国債
  • 買い入れ通知額は5-10年が3500億円と前回から据え置き、物価連動国債は300億円に増額
  • 応札倍率は5-10年が2.63倍と前回から上昇

  

●ドル・円は小幅安、米中協議懸念や米指標警戒で一時3週間ぶり安値

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。中国から米中通商協議に対する慎重な見方が示されたほか、シカゴ製造業景況指数悪化を受けて今晩の米雇用統計や供給管理協会(ISM)製造業景況指数への警戒感が高まり、午前の取引では一時3週間ぶりの安値を付ける場面もあった。

  • 午後3時45分現在のドル・円は前日比0.1%安の1ドル=107円97銭。一時107円89銭まで下落し、10月11日以来のドル安・円高水準
  • ユーロ・ドル相場は0.1%高の1ユーロ=1.1162ドル

みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

  • ドル・円は米利下げ停止を含めて材料出尽くしとなり、米中通商協議をめぐる不透明感も出ていったん調整の動きが入った
  • 来週は前半に下値を試しそうだが、米中協議の進展期待や改善予想の米ISM非製造業景況指数などで後半には持ち直す展開を見込む
  • 来週のドル・円レンジは107円50銭ー108円50銭を予想
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