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英企業を悩ます総選挙のジレンマ、EU離脱避けたいが社会主義も困る

英企業幹部らは12月の総選挙を巡りジレンマに直面している。欧州連合(EU)離脱が避けられるような結果になればいいと思う一方、社会主義も困る。

  ジョンソン首相率いるの保守党は歴史的に企業寄りだが、同党が勝利すればEU離脱は確実になる。同首相がEUと自由貿易協定を結ぶことができず、EUとの関係が将来的に英経済に打撃を及ぼすものになる恐れもある。

Labour Party Leader Jeremy Corbyn Starts U.K. Election Campaign

労働党のコービン党首(10月31日)

  一方、労働党を中心に親EUの自由民主党(LDP)とスコットランド民族党(SNP)が協力する左派連合政権の誕生なら、EU離脱を回避できるか、少なくともよりソフトな離脱となるだろう。しかし、社会主義者のコービン労働党党首は一部産業の国有化を含む資本主義の改革を約束している。

  グラント・ソーントンのEU離脱アドバイザリーサービス担当ディレクターのアダム・ジャクソン氏は、「企業にとって理想的な状況は全く見込めない」と語った。

  英ブックメーカーのラドブロークスによれば、10月29日の時点で保守党が過半数を得るオッズは1.91倍。どの党も過半数を獲れないハングパーラメントが2.1倍。労働党過半数のオッズは21倍だった。

原題:
U.K. Plc Faces Election Quandary: Back Brexit or Socialism?(抜粋)
U.K. Plc Faces Election Quandary: Back Brexit or Socialism? (1)

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