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トランプ氏、主な居住地をフロリダ州に変更-生まれ育ったNYから

  • 主な居住地をパームビーチのリゾート「マールアラーゴ」に
  • クオモNY州知事は「厄介払いだ。フロリダよ、彼をよろしく」
トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Al Drago/Bloomberg
トランプ大統領
Photographer: Al Drago/Bloomberg

生粋のニューヨーカーであるトランプ大統領が主な居住地をフロリダ州に変更した。2020年大統領選再選に向けた選挙運動と税金面でトランプ氏にプラスに働く可能性がある。

  トランプ氏はフロリダ州パームビーチ郡に提出された居住地に関する9月27日付文書で、同郡にある自身のリゾート「マールアラーゴ」に「居住する正真正銘のフロリダ州住民」になったと説明。以前はニューヨーク市の「5番街721番地に住んでいた」と記載している。これはトランプタワーの住所だ。

  また「他の居住地」として首都ワシントンのペンシルベニア通り1600番地(ホワイトハウスの住所)とニュージャージー州ベッドミンスターにある自身のゴルフリゾートを挙げた。メラニア大統領夫人も10月3日付文書で、フロリダ州に住所を変更した。

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トランプ大統領とメラニア夫人

Photographer: Jim Lo Scalzo/EPA/Bloomberg

  大統領の居住地変更の理由をホワイトハウスに質問したが、回答は得られていない。この変更についてはニューヨーク・タイムズが10月31日夜に先に報じていた。

  来年の選挙で接戦が見込まれるフロリダ州の住民になることが、トランプ氏の選挙運動の追い風になる可能性がある。また、同氏にとって大幅な節税になるとみられる。ニューヨーク州と市の個人所得税は最高税率が合わせて約12.7%に達する。フロリダ州政府はかなり前から、温暖な気候と州の所得税がないことを約束し、米北東部に住む富裕層の誘致に取り組んでいる。

  トランプ氏は31日夜の一連のツイートで届け出を確認するとともに、「ニューヨークとその人々を私は大切に思っており、それはこれからもずっと同じだ。しかし残念ながら、私が毎年多額の地方税を納付しているのにもかかわらず、私に対するニューヨークの州と市の行政トップの扱いはとてもひどい」とコメントした。

  これに対し、ニューヨーク州のクオモ知事(民主)は同日夜の発表文で、「厄介払いだ。トランプ氏はいずれにせよここで税金を支払っていなかったようだ。フロリダよ、彼をよろしく」と記した。

原題:Trump Changes Primary Residence From New York to FloridaTrump Says He’s Swapping New York for Florida as Main Residence(抜粋)

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