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アルトリアを米FTCが調査、ジュールの経営トップ交代への関与巡り

  • ジュールは新CEOに主要株主アルトリアの幹部を起用
  • ジュールの決定には関与していないとアルトリアは主張

電子たばこメーカーのジュール・ラブズが9月に主要株主である米アルトリア・グループの幹部K・C・クロスウェイト氏を新たな経営トップに起用した際、アルトリアはこの決定に関与していないことを強調していたが、米規制当局は疑問視している。

  アルトリアは10月31日の届け出で、ジュールの最高経営責任者(CEO)交代でアルトリアが果たした役割について情報提供を求める民事調査請求(CID)を米連邦取引委員会(FTC)から受け取ったことを明らかにした。今回の調査は、アルトリアのジュール出資に関するFTCの反トラスト審査から派生した。

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  同日の米株式市場で、アルトリア株は2.6%安で終了。ここ1カ月余りで最大の下げとなった。

Juul Labs Inc. CEO Kevin Burns

ケビン・バーンズ氏

  ジュールの広報担当ジョシュ・ラッフェル氏はコメントを控えた。アルトリアのコミュニケーション担当ディレクター、スティーブ・キャラハン氏は、「ジュールは独自の意思決定を行う独立企業であり、クロスウェイト氏の起用は同社が決めたことだ」ということ以外に、届け出の内容に付け加えることは何もないと語った。

  ジュールは9月、ケビン・バーンズCEOが辞任し、クロスウェイト氏が後任になると発表。クロスウェイト氏はそれまでアルトリアのチーフ・グロース・オフィサーなどを務めていた。アルトリアは昨年、128億ドル(現在のレートで約1兆3800億円)相当のジュール株を取得した。

原題:
Altria Probed by U.S. FTC Over Role in Resignation of Juul’s CEO(抜粋)

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