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米国株が反落、景気や貿易を懸念-国債は高い

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Pedestrians carry an umbrella while walking past the Charging Bull sculpture in New York.
Pedestrians carry an umbrella while walking past the Charging Bull sculpture in New York. Photographer: John Taggart/Bloomberg
Pedestrians carry an umbrella while walking past the Charging Bull sculpture in New York.
Photographer: John Taggart/Bloomberg

31日の米株式相場は反落。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和打ち止めとなる可能性が示唆されたところに、この日発表された製造業指標が弱く、貿易を巡る懸念も再燃したことが相場を揺らした。米国債や金は値上がり。

  • 米国株は反落、弱い経済指標と貿易見通し不安が重し
  • 米国債は大幅続伸、10年債利回り1.69%
  • NY原油は4日続落、サウジの生産が増加-月間ベースでは上昇
  • NY金先物は4週間ぶり大幅上昇、貿易や成長減速への懸念広がる

  予想を下回る製造業指数や、米新規失業保険申請件数の予想を上回る増加に反応し、S&P500種株価指数は下げた。米中貿易協議で中国には最重要問題で譲歩する意向がないとする関係者情報が伝わったことも指数を圧迫した。決算発表を受けてアップルとフェイスブックが値上がりしたことで、主要株価指数の下げは限定された。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%安の3037.56。ダウ工業株30種平均は140.46ドル(0.5%)安の27046.23ドル。ナスダック総合指数は0.1%低下。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米国債市場では10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.69%。

  トールバッケン・キャピタル・アドバイザーズのマイケル・パーブス最高経営責任者(CEO)は電話取材に対し、「ここ数週間では貿易関連で安心感が広がっていたが、合意には決して近くないとの立場を中国があらためて表明した」と指摘。株式「相場が本日下げ、国債が急伸しているのはそのためだ」と語った。

  米国債は2日連続の大幅高。米金融当局は前日、政策金利引き下げを決定し、インフレ率が顕著に上昇するまで利上げは検討しないことを示唆した。ただ債券市場はこれに懐疑的で、来年7月までにあと1回利下げがあることを織り込んでいる。

Futures now pricing fed funds to drop by at least 25 basis points by the end of 2020

  ニューヨーク原油先物相場は4日続落。サウジアラビアの原油生産が10月に増加したとの民間データが重しとなったほか、貿易を巡る懸念が再燃した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は88セント(1.6%)安の1バレル=54.18ドルで終了。ただ月間ベースでは7月以降で初めて上昇した。この日が最終取引日となったロンドンICEの北海ブレント12月限は、38セント安の60.23ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。世界の製造業が一段と悪化した兆候が出たほか、米中貿易合意に対する懸念が再燃し、4週間ぶりの大幅上昇となった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は1.2%高の1オンス=1514.80ドル。10月は地政学的な緊張と景気不安で逃避買いが入り、月間ベースで2.8%高となった。

原題:Stocks Drop on Data, Trade Woes With Fed on Hold: Markets Wrap(抜粋)

Oil Posts First Monthly Gain Since July Despite Rising Supplies

PRECIOUS: Gold Jumps on Trade-Deal Doubts, Signs of Slow Growth

(第4・5段落に追加情報を挿入、相場を更新します)
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