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トランプ大統領の弾劾調査、審問公開へ-下院が決議案可決

トランプ大統領

トランプ大統領

Photographer: Zach Gibson/Bloomberg
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米連邦議会の下院は31日、トランプ大統領の弾劾調査プロセスの条件を定める決議案を賛成232、反対196で可決した。採決はほぼ党派に沿った結果となった。トランプ氏が弾劾されれば、米国史上3人目の大統領となる。

  トランプ大統領は個人的な政治的利益のためにウクライナ政府に調査を行うよう圧力をかけたとして、民主党は職権乱用を主張している。弾劾調査はすでに始まっているが、決議案の可決により審問は公開されることになる。

  早ければ年末までに、トランプ氏弾劾の訴追決議案が下院で採決される公算は大きくなった。共和党が過半数を占める上院での弾劾裁判で有罪にするには、3分の2の票が必要となるため、現時点では罷免の可能性は低いとみられている。

ペロシ下院議長

  過去の大統領弾劾では、南北戦争後のアンドルー・ジョンソンと1998年のビル・クリントン氏のケースがある。いずれも上院で有罪とならなかった。リチャード・ニクソン大統領は下院が訴追決議する前に辞任した。

  ペロシ下院議長は採決前に、「弾劾ありきの議会ではない」としながらも、議員には責務があると発言。「われわれは合衆国憲法を守るために誇り高く手を挙げた。きょうの採決はそれが全てだ」と述べた。

原題:
House Votes to Open Public Phase of Trump Impeachment Inquiry(抜粋)

(最終段落を追加します)
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