コンテンツにスキップする

ユーロ圏、7-9月は0.2%成長-予想に反し前期比並みを維持

  • 7-9月GDPの市場予想は0.1%増-10月コアインフレ率は上昇
  • インフレ率は依然、ECBの目標を大きく下回る

ユーロ圏の7ー9月(第3四半期)経済成長率は、エコノミスト予想を上回った。域内最大の経済大国であるドイツの景気を押し下げている製造業の低迷に対する幾分の回復力が示唆された。

  欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が31日発表した第3四半期域内総生産(GDP)速報値は前期比0.2%増と、前四半期と同じ伸びとなり、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の0.1%増を上回った。

  ドイツは同国経済の要である製造業が特に大きなダメージを受け、リセッション(景気後退)入りしていると見込まれる。一方、今週発表されたスペインのGDPは第3四半期に前期比0.4%増、通商問題からの影響が少なく内需への依存が大きいフランスも0.3%成長と底堅さを見せた。

  同じく31日発表された10月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数が前年同月比1.1%上昇。前月並みを見込んでいた市場予想を上回った。とはいえ、依然として最近のレンジの枠内で、欧州中央銀行(ECB)の目標にも届いていない。

  10月の総合CPIは前年同月比0.7%上昇と、前月の0.8%上昇から減速。ECBが目指す2%弱からさらに遠ざかった。

原題:Euro-Area Economy Unexpectedly Maintains Pace of Expansion(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE