コンテンツにスキップする

債券上昇、米債高や日銀オペ据え置きで-長期金利は3週間ぶり低水準

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は3週間ぶりの水準に低下した。前日の米国債市場で長期金利が低下した流れを引き継いだほか、日本銀行が長期ゾーンの国債買い入れオペの購入額を据え置いたことで買い圧力が強まった。

  • 新発10年債利回りは一時前日比4.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.19%と10月11日以来の低水準
  • 新発2年債利回りはマイナス0.275%、新発5年債利回りはマイナス0.31%と、いずれも10月中旬以来の水準まで低下
  • 新発20年債利回りは一時0.185%、新発30年債利回りは0.34%、新発40年債利回りは一時0.365%までそれぞれ低下
  • 長期国債先物12月物の終値は45銭高の154円40銭。一時は52銭高まで上昇

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 月末のインデックス買いが先行していたところに、日銀国債買い入れオペ変更なしで一段高の展開
  • 超長期債に売りが出ると、10年債や5年債が買われるなどイールドカーブの動きはめまぐるしい
  • ただ、米雇用統計の発表を控えて、上値を追いかけるより利益確定売りが多くなりやすい面も
長期国債先物12月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 対象は残存期間5年超10年と物価連動国債
  • 買い入れ通知額は5-10年が3500億円と前回から据え置き、物価連動国債は300億円に増額
  • 応札倍率は5-10年が2.63倍と前回から上昇
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧 (表)

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.275%-0.310%-0.185%0.190%0.340%0.375%
前日比-3.5bp-4.5bp-4.0bp-3.5bp-4.5bp-4.5bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE