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仏BNP、7-9月債券トレーディング収入は3四半期連続で増加

更新日時
  • 債券・通貨・商品トレーディング収入は前年同期比35%増
  • 収入は5.3%増加、コストの2%増を上回る伸び

フランスの銀行BNPパリバの7-9月(第3四半期)は、債券トレーディング収入が3四半期連続で増えた。

  31日の決算発表によると、債券・通貨・商品(FICC)トレーディング収入は前年同期比35%増の9億1500万ユーロ(約1110億円)。第2四半期は同9%増、第1四半期は29%増だった。

  ラルス・マシュニル最高財務責任者(CFO)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューでFICC事業の成長が続くかとの問いに、「重要なのはわれわれが顧客にサービスを提供し続けており、従って市場シェアを獲得しているということだ」と答えた。

BNP Paribas SA Trading Income Suffers 40% Drop

ジャンローラン・ボナフェCEO

  FICC事業は「与信と発行の急拡大、外為および新興市場の回復の恩恵を受けた」と同行は指摘した。これにより、中核的なトレーディング部門であるグローバル・マーケッツ部門は15%の増収となった。一方、株式とプライムサービスは15%減収だった。「フロー活動の弱い市場」が響いたと説明した。仕組み商品が幾分影響を和らげたという。

  第3四半期の収入は5.3%増加し、コストの2%増を上回る伸びとなった。財務力の指標である普通株等ティア1比率は、10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し12%。

  ジャンローラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)は2月に、6億ユーロの追加コスト削減計画を発表。BNPによると、当初の削減プログラムが始まった2017年以降現在までに約17億ユーロの節減を達成した。削減計画に絡む一時費用は前年同期に比べ縮小したことも明らかにした。

  第3四半期の純利益は19億4000万ユーロ、予想は18億2000万ユーロだった。収入は109億ユーロと予想の107億ユーロを上回った。

原題:
BNP Paribas Fixed-Income Trading Outperforms European Rivals(抜粋)
BNP Paribas Fixed-Income Trading Outperforms European Rivals (2)

(第3段落にCFOのコメントを追加します.)
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