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APEC会議中止は貿易休戦の取り組み妨げず-環球時報編集長ら

トランプ米大統領と習近平中国国家主席は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催に合わせてチリで会談する予定だったが、同会議が中止となったことで米中貿易戦争の休戦に向けた取り組みに悪影響が及ぶことはないと、中国内部の関係者が述べた。

  中国紙、環球時報の胡錫進編集長は31日ツイッターで、「私の知る限りにおいて、チリがAPEC首脳会議の開催を断念したことは米中貿易協議の段取りに影響しない」とし、「協議は順調に進んでおり、計画通りに前進するだろう」とコメントした。環球時報は共産党機関紙・人民日報系の新聞で、胡編集長によると同紙は当局者が表明できない意見を代弁する。

  チリがAPEC会議開催を断念したことで第一段階の米中貿易合意に障害が生じたと思われたが、中国商務省は31日声明を出し、中国と米国の貿易交渉担当トップが11月1日に電話で協議すると発表した。

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  朱光耀元財政次官も31日、ブルームバーグテレビジョンに対し、米中はなお、真の進展と理解を達成し相互への敬意と恩恵という原則に基づいた最終合意に至ることができると語った。

  「双方が外交チャンネルで真のコミュニケーションを持つことが重要だ」とし、チリの会議中止は米中の直接的な外交関係の重要性をあらためて認識させるものだと語った。

原題:
APEC Setback Won’t Harm Trade Truce Effort, China Insiders Say(抜粋)

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