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アップルの10ー12月期売上高見通し、アナリスト予想上回る

更新日時
  • iPhone最新モデルやウエアラブル端末の堅調な需要を示唆
  • 「ガイダンスからわれわれが強気なことが分かるだろう」-CEO
iPhone 11 Pro

iPhone 11 Pro

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
iPhone 11 Pro
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

アップルが30日に示した10-12月(第1四半期)売上高見通しはアナリスト予想を上回った。「iPhone(アイフォーン)」の最新モデルや「アップルTV+」などの新サービス、最新の「AirPods(エアポッド)」、「アップルウオッチ」といったウエアラブル端末の堅調な需要を示唆した。

  30日の発表資料によると、ホリデーシーズンが含まれる10ー12月期の売上高は855億-895億ドル(約9兆3000億円-9兆7400億円)の見通し。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は865億ドルだった。

  この予測はアップルが9月に発売したアイフォーン「11」と「11 Pro」モデルの力強い需要を目にしていることを示唆している。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は発表資料で「ホリデー商戦を含む四半期の動向にわれわれは極めて楽観的だ」と説明した。

  アナリストとの電話会見ではさらに、新型アイフォーンの売れ行きに基づくと早期のトレンドは極めて良好だと指摘し、「ガイダンスからわれわれが強気なことが分かるだろう」と発言した。

  発表を受け、アップルの株価は時間外取引で一時約2%上昇した。通常取引終値は243.26ドル。

  アップルは昨年のホリデー商戦を含む四半期に売上高目標に届かなかったが、今回示した予測は再び成長軌道に戻ることを意味する。7-9月(第4四半期)の売上高と利益もウォール街の予想を上回った。

  クロス・リサーチのシャノン・クロス氏は「好調な四半期だった。アイフォーンを巡る懸念の一部は沈まるはずだ」と述べ、「ガイダンスも強かった」と指摘した。

  アップルの7-9月期売上高は、前年比1.8%増の640億ドル。純利益は137億ドル(1株当たり3.03ドル)で、前年同期は141億ドル(同2.91ドル)。アナリスト予想平均は売上高が630億ドル、1株利益は2.84ドルだった。

  アップルは近年さまざまなデバイスと新しいデジタルサービスを開発してきたが、売上高と利益の半分以上をアイフォーンに依存している。アイフォーンは同社の他製品の要でもあるため、その売り上げに対する投資家の関心は依然強い。アイフォーンの最新モデルは9月20日発売だったため、9月28日終了の第4四半期の業績に当初の売り上げが反映されている。

  同社によると、7-9月期のiPhone販売は334億ドル相当。アナリスト予想の323億ドルを上回ったが、前年同期の368億ドルには届かなかった。

  アップルウオッチやエアポッド、ホームポッド、アップルTV、ビーツを含むウエアラブル・ホーム・アクセサリー部門の売上高は54%増の65億ドルと、ウォール街の予想を優に上回った。

  サービス部門の成長が加速しており、売上高は前年同期比18%増と、4-6月(第3四半期)の13%増を上回る伸びだった。

  地域別の売上高は、米国以外の複数の地域で減少。中国は2%減の111億ドルで、日本と欧州でも減収となった。

原題:Apple Projects Holiday Sales That Top Analysts’ Estimates (3)(抜粋)

(7-9月期の業績などを追加して更新します)
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