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ソフトバンクG孫氏の出席イベントに閑古鳥-サウジ投資会議

ソフトバンク・グループの孫正義社長は、サウジアラビア最大の華やかな投資会議「未来投資イニシアチブ(FII)」でパネリストとして登壇したが、話を聞く人の姿はまばらだった。

  孫氏は人工知能(AI)と起業家精神を中心に短く語るにとどめ、1000億ドル(約10.9兆円)規模のビジョンファンド(VF)2号にサウジアラビアが出資するかどうかには一切触れなかった。

Day Two of The Future Investment Initiative

サウジの投資会合FIIで展示されるソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」

Photographer: Faisal Al Nasser/Bloomberg

  孫氏が登場するイベントにあまり人が集まらなかったことは、同氏が描くVF構想の魅力が低下していることも物語っている。サウジの政府系ファンドは経済多様化の一環として、VF1号に450億ドルの出資をコミットしている。VFがウィーワークを巡る混乱に対応する中、主な出資者となってきたサウジとアラブ首長国連邦(UAE)はいまだに、VF2号への出資方針を決めていない。

  今回と2年前の会合では、孫氏の存在感の違いが歴然としている。孫氏は2年前、満面の笑みを浮かべてサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の隣に座り、皇太子が建設を計画する新しい都市「NEOM」に出資することを約束。ソフトバンクGはそのわずか1カ月前、サウジアラビア電力公社の一部株式を取得する合意に署名していた。その後、この合意に関する最新情報は何も提供されていない。

原題:
SoftBank’s Son Speaks to an Almost Empty Room at Saudi Summit(抜粋)

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