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ドイツ失業者数、10月に予想以上の増加-景気後退入りの兆し強まる

  • 労働者の需要は減退、求人件数が減少-失業保険申請が増加と雇用庁
  • 財政出動を求める圧力高まる、ドイツの健全さがユーロ圏経済の鍵に

ドイツの失業者は10月に再び増加に転じた。製造業は低迷が続き、財政出動による景気刺激策を求める圧力が一段と強まっている。 

  ドイツ連邦雇用庁が30日発表した10月の失業者数は前月比6000人増で、市場予想の3000人増を上回った。失業率は5%と、過去最低に近い水準を維持した。今月発表された別の統計によると、製造業界は落ち込みが深刻化し、同業界の就業者数はほぼ10年ぶりの急速なペースで減少している。

  来月14日に発表されるドイツの国内総生産(GDP)統計は2四半期連続のマイナス成長となり、定義上のリセッション(景気後退)入りを示すとみられている。

  国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行(ECB)は歳出拡大をドイツ政府に迫っている。ユーロ圏最大の経済大国であるドイツは域内経済の安定の鍵を握る。

  雇用庁は、10月の失業者増加は景気減速に伴う失業保険受給申請件数の増加が原因だと指摘。労働者の需要は減退し、求人件数も減少した。

原題:
German Unemployment Resumes Rise as Economy Battles Recession(抜粋)

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