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きょうの国内市況(10月30日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅高、日米好決算で医薬品や食料品上昇-米中協議重し

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅続伸。米中貿易協議の不透明感や日米金融政策の発表前で手控えムードが広がる中、メルクなど米医薬品企業の好決算を手掛かりに医薬品株が上昇。富士通や野村ホールディングス、カルビーなど好決算を発表した銘柄も高い。米アップル株安を受けた電子部品や輸出、素材は下落。

  • TOPIXの終値は前日比3.22ポイント(0.2%)高の1665.90
  • 日経平均株価は同131円01銭(0.6%)安の2万2843円12銭

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は「FOMCで利下げ打ち止め感が示されれば、米金利が上昇して為替相場はドル高・円安に向かう。日本株にプラスに働くという期待がある」と話した。

  医薬品や化粧品関連、食料品、陸運といった内需・ディフェンシブ株の一角が上昇。藤原氏は「高値圏にあったバリュー株が売られ、ディフェンシブ銘柄が買われる循環物色」と説明した。

  一方、iPhone(アイフォーン)の販売台数が落ち込んだとみられているアップルの30日決算発表を前に、村田製作所やTDK、ロームといった電子部品株が下落。ニューヨーク原油先物安を受けた石油・石炭製品や鉱業、電機、機械、鉄鋼も安い。

●超長期債が上昇、日銀スティープ化策の材料出尽くし感-FOMC警戒

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。日本銀行は国債買い入れオペで新発の20年債と30年債を対象銘柄から外したが、市場予想通りで材料出尽くし感から買い圧力が掛かった。一方、この日の米国時間に連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて上値は限定的だった。

  • 新発20年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)低い0.25%、新発30年債利回りは一時2bp低い0.40%
  • 新発10年債利回りは一時1.5bp低いマイナス0.13%
  • 長期国債先物12月物の終値は10銭高の153円77銭。一時は19銭高まで上昇したが引けにかけてやや上げ幅縮小

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 日銀の超長期債オペで20年と30年の新発銘柄が対象除外となったことでスティープ化姿勢があらためて確認され、材料出尽くし
  • 外部環境はいったんリスクオンの流れが一服し、海外金利も低下する中で押し目買い優勢
  • 一方、FOMCで将来的な利下げのトーンが低下した場合、米長期金利の上昇要因になる可能性には注意が必要

日銀オペ

  • 対象は残存期間10年超。買い入れ通知額は10-25年が1200億円、25年超は300億円にそれぞれ前回から据え置き
  • 対象銘柄は10ー25年で新発20年物170回債、25年超で新発30年物64回債が除外
  • 応札倍率は10-25年が3.76倍と前回から上昇した一方、25年超は3.06倍に低下

●ドル・円は108円台後半、FOMCを控え持ち高調整の動き

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台後半で小動き。日本時間31日早朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を控え、相場は持ち高を調整する動きが主導とみられ終日値動きは9銭にとどまった。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=108円85銭。ここまでのレンジは108円81銭から108円90銭
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1110ドル、ユーロ・円はほぼ変わらずの1ユーロ=120円94銭

市場関係者の見方

CIBC証券金融商品部の春木康部長

  • ドル・円は前日に109円台の重さを確認、きょうのFOMCを前にロングの持ち高調整で下押し圧力につながっている
  • 米中貿易協議で部分合意のサインが先延ばしされるリスクも重しに。ただ、下値を売る材料にも乏しく、FOMCまでは108円半ばが維持されそう
  • FOMCはタカ派利下げになる可能性をみている。前回は利下げ反対派が2人いたが、今回は3人に増えればドルは支えられやすい
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