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エアバス、今年の引き渡し目標引き下げ-キャッシュフローも下方修正

  • 7-9月の調整後EBITは2%増-アナリスト予想を上回る
  • A380製造終了などで生じる一時的コストは加味せず

欧州の航空機メーカー、エアバスは通期の航空機引き渡し目標を引き下げるとともに、キャッシュフロー見通しも下方修正した。

  30日の発表資料によれば、A320neoシリーズの生産ペースを巡る課題を抱えるエアバスは今年の引き渡し機数を約860機と見込んでいる。これまでは880-890機としていた。フリーキャッシュフローは約30億ユーロ(約3630億円)と想定。従来予想は40億ユーロだった。

  米ボーイングが2度の墜落事故を起こした737MAXの問題で苦境に立たされる中で、エアバスはそうした有利な環境を自社業績に生かし切れていない。

Day One Of The 53rd International Paris Air Show

フォーリCEO

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

  7-9月(第3四半期)の調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は2%増の16億ユーロと、アナリスト予想を上回った。ただこれには、超大型機A380の製造終了などで生じる一時的なコストは加味されていない。

  ギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は発表資料で「A320neoの増産を重視する」と表明した。

原題:Airbus Struggles to Cash In on Boeing’s 737 Max Crisis (1)(抜粋)

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