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Photographer: John Taggart/Bloomberg

マイナス利回り債の残高が4兆ドル減少、悲観が幾分後退

  • マイナス利回り債、8月から25%減り12兆8000億ドル
  • 2020年末までにはかなりの数の不吉な兆候とマニュライフのトリン氏
Steam rises as pedestrians cross a street near the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Thursday, Dec. 27, 2018. Volatility returned to U.S. markets, with stocks tumbling back toward a bear market after the biggest rally in nearly a decade evaporates.
Photographer: John Taggart/Bloomberg

債券市場では世界経済のテールリスクに対する懸念が幾分後退した。8月には過去最大の17兆ドル(約1850兆円)に上っていたマイナス利回りの債券が減った。

  債券が売られた理由は暫定的な米中貿易合意に向けた着実な進展の兆候や英国の合意なき欧州連合(EU)離脱リスクの後退などだ。

  シティグループの投資ストラテジスト、ケン・ペン氏(香港在勤)は「夏には貿易戦争や世界経済の成長への懸念、英国のEU離脱を巡り投資家がパニックに陥っていたが、事態がそれほどは悪くないことに気付いた」とし、「今後3-6カ月は株式と高利回り債にもっと注目することを勧める」と述べた。

  マイナス利回りのソブリン債は8月のピークから約4兆ドル(25%)減り12兆8000億ドルと、3カ月で最小となっている。

  ただ、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのグローバルマクロ戦略担当マネジングディレクターのスー・トリン氏は、「目先はリスク資産の値上がりが続くかもしれないが、2020年末までにはかなりの数の不吉な兆候が地平線に見えている」と警告した。

U.S., Japanese yields pull out of potential danger zones

原題:
Bond Market Is Dialing Back, Just a Bit, on Recession Gloom (1)(抜粋)

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