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Photographer: Nikada/iStockphoto

クオンツ投資家、株式エクスポージャーを2014年以来の低水準に

  • 年初来で米国株が約20%上昇でも「見えないところで激しい動き」
  • クレディ・スイスのリスクアドバイザリー担当コナーズ氏が指摘
Digital sign displaying stock market data.
Photographer: Nikada/iStockphoto

米S&P500種株価指数が再び最高値更新をうかがう中で、洗練された投資家は出口へそろりと向かっている。

  クレディ・スイス・グループのプライムブローカー部門がまとめたデータによると、マーケットニュートラル戦略のクオンツ投資家は今週入りに当たって、グロスベースの株式エクスポージャーをここ5年近くで最も低い水準に引き下げた。

 

Cutting Risk

Systematic market-neutral funds' equity exposure is the lowest since 2014

Source: Credit Suisse Prime Services Risk Advisory

Data normalized to 2010 levels

  リスク意欲と経済成長に関する相反するシグナルが、バリューやモメンタムなどのファクターで銘柄を分類して投資するファンドを振り回している。

  これらがボラティリティーを高め、不安を抱えながら続く2019年の上昇相場から手を引きたいという誘惑を強くする。

Factor returns have become more volatile

  指数のいずれかの方向の動きには賭けないマーケットニュートラル投資の今年1-9月のリターンはプラス1%、ヘッジファンド全体は同6%だった。

  クレディ・スイスのリスクアドバイザリー世界責任者マーク・コナーズ氏(ニューヨーク在勤)は、年初来で米国株は全体的には約「20%の上昇だが、見えないところで激しい動きがあった。ファクターの道筋は予測不可能だった」と話した。

Less Bearish

Long-short funds have covered their shorts lately, Credit Suisse says

Source: Credit Suisse Prime Services Risk Advisory

原題:Quants Cut Stock Exposures to 2014 Low as S&P Crawled to Record(抜粋)

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