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清水建設:初の環境債、5年で100億円を起債へ-ESG経営進める

  • 省エネと環境に配慮した建物を開発、必要な資金を調達
  • 「環境債発行は今後も検討していく」-森本グループ長

清水建設がグリーンボンド(環境債)を初めて起債する。地球環境配慮の姿勢を示して、ESG(環境・社会・企業統治)経営を進める。

  30日付の開示資料によると環境債は年限5年で100億円、野村証券を主幹事として12月に発行する。横浜市で建設中のオフィスビル「横浜グランゲート」の一部リファイナンスに調達資金を充てる。長期ビジョンで「地球環境に配慮したサステナブルな社会の実現」を掲げる清水建は省エネと環境に配慮した建物を開発しており、必要な資金を環境債で調達する。清水建の環境債はこれまでなかった。

Logos And Signs Of Construction Companies As Its Maglev Probe Widens

工事現場での清水建設のロゴ

  環境債を含むSDGs関連債は日本でも拡大している。ブルームバーグのデータによると、今年度の発行額は現時点で6635億円と前年同期比で2.4倍に増えた。群馬銀行は地方銀行で初めて100億円を11月に、森ビルも100億円の環境債を起債する予定だ。

  清水建財務部証券管理グループの森本繁宏グループ長は環境債への今後の取り組みについて、環境債市場の成熟度やプロジェクトとの兼ね合いなどを考慮しながら「発行は今後も検討していく」と述べた。

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