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「割安に見える」CCC債・ローンに惑わされるな-グッゲンハイム

格付けがトリプルC級の債券やローン債権のスプレッドは3年近くで最大と割安に見えるかもしれないが、下降局面では劇的な値下がりを演じかねないので投資家は購入するべきではないと、グッゲンハイムが29日のリポートで指摘した。

  グッゲンハイムは2020年半ばまでにリセッション(景気後退)が到来する確率を50%とみており、景気下降局面にはスプレッドがICE・バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ・米ハイイールド指数の9月30日時点の1037ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)からさらに1300bp拡大し得ると予想した。

  最高投資責任者(CIO)の スコット・マイナード氏らはリポートで、トリプルCセクターの「最近の値下がりで、投資家は品薄なこともあって割安感からバリューを求めるかもしれないが、今はその時期ではないと思う」と記述した。

  グッゲンハイムは、デフォルト率が低いと仮定しても、CCC格付け債が値下がり後の強気相場でもたらすリターンの潜在力は15%であり、弱気相場の場合は8%のクーポンにもかかわらずマイナス22%だと試算。「収益の伸び見通しが弱くデフォルト率がすでに上昇しつつあることを考えると、この非対称的なリターンの可能性は一段と魅力薄に見える」と指摘した。

  シングルBクラスの社債の方がはるかに魅力的で、ダブルBクラスにも妙味があると付け加えた。

原題:
‘Don’t Be Tempted’ By Cheap-Looking CCC Debt, Guggenheim Says(抜粋)

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