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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

ファーウェイを完全に信頼することはできない-独連邦情報局長官

  • 議会公聴会でファーウェイ関与のリスクに関する質問に答えた
  • 5Gネットワーク中核はファーウェイを遮断する必要があると主張
Huawei
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

ドイツ連邦情報局(BND)のカール長官は29日、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)を「完全に信頼することはできない」と述べ、メルケル政権内にも安全保障面から第5世代(5G)移動通信網でのファーウェイ排除を望む声があることが示された。

  同長官はベルリンでの議会公聴会で、5Gネットワーク拡張にファーウェイが関与するリスクの水準および同社の中国政府との関係について尋ねられ、「共産党と中国の情報機関に非常に高い水準で依存する国有企業への信頼はない」と証言した。

  ファーウェイの5G機器を採用すれば中国のスパイ活動にさらされるリスクがあるとの米政府や安全保障のタカ派による警告にもかかわらず、5Gネットワーク構築を進めるメルケル政権は今年、ファーウェイを全面的に禁止する可能性を排除している。

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ドイツ連邦情報局のカール長官

フォトグラファー:クリストフ・スーダー/ゲッティイメージズ経由の画像同盟

  ファーウェイは取材に対し電子メールで回答し、信頼性を巡る疑念に反論。同社の製品に外部者に情報アクセスを許す抜け道とされる「バックドア」を「導入したこともなければ、そうした考えをすることも一切ない」とコメントした。

  カール長官はファーウェイ製品について、中国が画策した可能性のあるバックドア機能を持っているかどうかを判断する当局の能力は「希望がないとは言わないまでも、非常に限定的」だと説明した。

  その上で、もし判断可能であっても、ソフトウエアをアップデートすることで「即時」にネットワークを変化させ、「妨害工作もしくはスパイ活動」にさらすことができると主張。5G通信網の中核分野についてはファーウェイを遮断する必要があると強調した。

原題:
German Spy Chief Says Huawei Can’t Be ‘Fully Trusted’ in 5G(抜粋)

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