コンテンツにスキップする

ムニューシン財務長官、ミルケン氏が税制優遇の恩恵受けると承知せず

  • ムニューシン長官がミルケン氏に有利になるよう関与と米紙報道
  • ミルケン氏を特に支援する考えはなかったと同長官

ムニューシン米財務長官は、長年の友人で億万長者のマイケル・ミルケン氏がネバダ州の不動産で昨年、財務省の承認を受けた税制優遇措置から恩恵を受けることは承知していなかったと述べた。

  低所得地域への投資に関する税制優遇措置の付与を巡りムニューシン長官がミルケン氏に有利になる方法で介入したと米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が26日に報道。それ以来、長官の役割に厳しい目が向けられている。長官はミルケン氏を特に支援する考えはなかったと述べ、財務省と内国歳入庁(IRS)が「オポチュニティーゾーン」と呼ばれる地域を指定するプロセスは申請した全ての州に対して公平だったと説明した。

Key Speakers At The 2018 Milken Conference

ムニューシン財務長官

写真家:パトリック・T・ファロン/ブルームバーグ

  ムニューシン長官は29日にテルアビブでのインタビューで、「私はこの件に大いに関与していたが、ミルケン氏の投資は知らなかったし、それについて彼に話すこともなかった」とコメント。 「オポチュニティーゾーンのこの部分でのわれわれの役割は、指定に関連するもので真に技術的なものだ」と語った。

  オポチュニティーゾーンのイニシアチブは、2017年の共和党主導の税制改革の一環で導入された。投資家はキャピタルゲイン収入を低所得地域の不動産開発に投資すると税制優遇措置を受けられる。この制度はトランプ大統領の関係者など富裕層投資家に大きな恩恵が及び、これまでに資金供給を受けたオポチュニティーゾーン・プロジェクトの多くは、貧困地域に位置していないと批判を受けている。

Key Speakers at Milken Institute Japan Symposium

マイケル・ミルケン氏

撮影:太田清/ブルームバーグ

原題:
Mnuchin Says He Didn’t Know Milken Would Benefit From Tax Help(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE